ビール取引に関するQ&A
Q&A
  1. ビール取引に関するイオンの新聞広告を見ました。
    なぜイオンはあのような広告を出したのですか?
    8月8日、イオンはビール取引に関する当社の意見を表明する広告を新聞各紙に掲載しました。その理由は、ビールの仕入れにおいて、当社が大手卸売3社に仕入原価を下回る価格での納入を要請していたのではないかと、お客さまに誤解をまねきかねない一部報道がなされたことを受け、当社の公正な取引姿勢について正しくお客さまにご理解いただく必要があると考えたからです。

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  2. 公正取引委員会からイオンに対してどのような調査があったのですか?
    8月1日、ビールの取引について公正取引委員会が、ビールを取り扱う卸売会社3社(※)に対して、仕入原価を下回る価格で小売業者に卸した疑いがあるとして、独占禁止法違反の恐れがあるとして警告がなされました。
    これに先立って同委員会は、“イオンが卸売会社に対して優越的な地位を利用して取引を優位に進めているのではないか”との疑いがあるとして調査をしておりましたが、「独占禁止法に違反する事実は認められませんでした」との報告を受けました。
    (※卸売会社3社とは:三菱食品株式会社、伊藤忠食品株式会社、日本酒類販売株式会社をいいます)
  3. 公正取引委員会からイオンに対して要請が出たと聞きましたが、それはどのような要請なのですか?
    公正取引委員会からイオンに対しては、「今後、卸売業者から取引条件の変更について要望があった場合には、十分な協議に応じるよう」要請を受けました。
  4. イオンは公正取引委員会からの要請を受けて、卸売会社からの要望があった場合、
    どのような対応をとるのですか?
    当社は、かねてから卸売会社とは十分な協議を継続的に進めておりますが、お客さまにご納得いただける理由がない場合には、今後も値上げに応じるつもりはありません。
    それは、原材料価格の値上がりなどの合理的な理由がない中での卸売会社からの値上げ要望は、業界の一方的な都合であり、お客さまに受け入れられないと考えているからです。
  5. 広告に記載されている「業界の一方的な都合」とはどういう意味ですか?
    ビールメーカーと卸売会社との間の取引制度の変更(販売奨励金の削減など)による当社への納入価格の値上げのことを指します。イオンは原材料価格の値上がりなど、合理的な理由に基づかない値上げ要請は、到底お客さまに受け入れられるものではないと考え、納入価格の値上げ要望を受け入れてきておりません。
  6. イオンは卸売会社が仕入原価を下回りながらイオンにビールを納めていたということを
    もともと知っていたのですか?
    当社は以前から、卸売会社に対して仕入原価を開示していただきたいとお願いしてまいりましたが、これまで開示していただいておりません。
    従いまして、当社は仕入原価を知ることができませんので、それを下回る価格で販売していたかどうかも知ることができません。
  7. イオンがビールを安く販売できる仕組み(他社との違い)について教えてください。
    イオンは、全国10か所の当社物流センターで、ビールメーカーの製造工場より物流センターに直接商品を受け入れるなど、物流のスリム化を図っています。これは、国内の小売業では唯一イオンのみが全国規模で有している仕組みです。
    ビールメーカーの製造工場から物流センターに直接商品を納品することで、商品をまとめて運ぶことができ、かつ商品が店頭に並ぶまでの期間が短縮されるので物流コストを大幅に削減することができます。
    また、卸売会社は、当社との取引では、物流・在庫管理コストを他社との取引と比べて削減でき、当社としても、より低価格で商品を仕入れることができます。

    詳しくはこちらを御覧ください。
     >イオンがビールを安くできる理由
  8. 今回の件の経緯について、もっとくわしく教えてください。
    詳しくはニュースリリースさせていただいています。
    下記をご参照ください。

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